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本質的なコミュニケーション。無自覚の「取引」から、意識的な「対話」へ。

最近あらためて、本質的なコミュニケーションの重要性についてよく考えています。 

「コミュニケーション」の習慣によって、多くの人が人生の可能性を制限したり、ポテンシャルを発揮しにくい環境に自らを縛っています。 

 他者との関わり方をとおして、自分の考えぐせや生きかたに対する姿勢を見直すためのポイントについて解説したいと思います。 

〈対人関係で消耗しないための4つのポイント〉 

〜自己制限に気づき、自意識から自由になるために重要なこと〜 

1:取引ではなく対話を心がける 

2:自分と相手のスタンスの違いと距離感を理解する 

3:「取引」を仕掛けてくる相手には時間を浪費しない 

4:自分との「対話」からはじめる 

ひとつずつ詳しく解説していきます。 

1:取引ではなく対話を心がける  

「取引」と「対話」の違いを理解するには、普段のコミュニケーションの習慣を見直す必要があります。 取引とは「相手にリアクションを求める」コミュニケーションです。 

自分が投げかけたことに対して、好意的もしくは共感してもらえるものと、無意識に思い込んでコミュニケーションをおこなうこと。  

自分が感動したこと、自分にとって重要なことや深刻な事柄などを、他者に伝える際に「自分と同じ気持ち」で聞いてくれると期待します。 

例えば、

結婚の報告をしたら一緒になって喜んでくれるはずだ! 

苦しい状況を伝えたら親身になって聞いてくれたり、一緒に悩んでくれるはずだ! 

相手を褒めたら、自分を褒め返してくれるはずだ! 

このような思い込みは「取引」的なコミュニケーションです。 

 共感やリアクションが得られないことで気持ちが落ち込む人は、無自覚に取引的なコミュニケーションをおこなっています。 一方「対話」としてのコミュニケーションは、相手に一切の要求を含まないコミュニケーションです。 

自分の感動や価値観を共有したとしても、それらに対する共感的リアクションを求めずに投げかけること。 

その上で、相手がもし共感してくれることがあれば、「同調圧力」ではない「本物の共感」を得ることができます。 相手に一切の期待をしないコミュニケーションこそ「対話」です。    

2:自分と相手のスタンスの違いと距離感を理解する 

コミュニケーションには、相手の背景情報をとらえる想像力が必要です。 自分とは異なる生きかたや価値観をもった相手が、どんな意図で伝えようとしているのか、どんな感覚で受けとっているのかを読み解くチカラ。  

相手の背景情報や、自分と相手の距離感を考えずにおこなうコミュニケーションには、想像力が不足しています。 スタンスや距離感を想像できないと、悪気はなくとも無自覚のうちに相手の家に土足で踏み込むような乱暴なコミュニケーションをしてしまいます。 

 コミュニケーションは相手に対する尊重と、相手に期待しない自己表現が重要です。 尊重するには、相手に対する想像力を働かせること。 

他者を尊重していない人ほど、「自分が尊重されていない」という感覚を抱きやすいものです。 

3:「取引」を仕掛けてくる相手には時間を浪費しない  

どんな人とも「対話」を大切にしようと考えるあまり、「取引」を仕掛けてくる相手にまで応えようとして消耗してしまうことがあります。  

相手が「取引」を求めてきた場合は、それに応えないことが本当の優しさです。 

人が「取引」的なコミュニケーションをおこなう原因は「自己循環」の不足。 

つまり、自分で自分を満たすことから無意識に逃避しています。 そのため承認欲求や共感によって、一時的な安心感を得ようとする心理が働きます。 

自分の幸せのために自分で考えるチカラを養い、創造的な行動を起こさない限りは、その人は一生誰かにアテンションを求め一喜一憂しながらいきていく人生を送ります。 

そうして、リアクションや承認を得られるようなことが自分のやりたいことだと錯覚するようになります。 

4:自分との「対話」からはじめる 

 本質的なコミュニケーションの第一歩は「自分との対話」から。 相手にリアクションを求めるのではなく、自分の思いに対して自分自身が応えていくことが何よりも大切です。  

人を大切にしたいのであれば、まず自分を大切にすることから始めましょう。 自分を大切にできていないことにも気づかずに他者と良質な関係性を築こうとしても、お互いを制限し、ときに傷つけあうことになります。 自分を大切にするには、「環境ベース」から生きかたを見直すこと。 

日々の環境、働きかた、考えかた、在りかたを見直し整え、自分に正直に生きるためにとことん自分を掘り下げていかないかぎり、本質的なコミュニケーションは生まれません。 そのプロセスにある一時的な孤独な時間はとても大切です。 

なぜなら、周囲からは「孤独」に見えるその時間こそ、とことん自分と対話し根底から満たされる時間だからです。 自己の根底にある欲求は、どれだけ人があなたを讃えても満たすことのできないもの。 

自己対話によって承認欲求が深く満たされ、完全な安心感のもと、他者や社会と対話していくことができます。 表面的な共感を求めず、自分と深く対話することが、本質的なコミュニケーションを実現するための最短距離です。 

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